freeeカードUnlimited、共有リアルカードの提供を開始

総務・バックオフィス業務改善

物理カードで従業員の立替負担と経理の手間を削減

フリー株式会社(以下、freee)は14日、法人向けコーポレートカード「freeeカードUnlimited」において、「共有リアルカード」の提供を開始した。物理カードとして店舗やチーム単位で発行、共有利用できるもので、従業員の立替負担と経理の手間を同時に削減する。

小売・飲食・医療福祉業界など、多拠点・多店舗で事業展開する法人の場合、日々の細かな支払いのために小口現金を管理したり、従業員による経費の立て替えが常態化したりといった事態が発生している。

こうした場合、経理担当者には煩雑な現金管理や精算業務が生じ、現場従業員にも立替払いの負担を強いることになってしまう。

さらに従業員の入れ替わりが多い法人では、従業員が退職・異動するたびにカードが使えなくなり、継続利用のためにはカードの再発行が必要になるため、管理部や従業員に大きな負担が生じていた。

他拠点ビジネスにおける小口現金・経費精算の課題を「共有リアルカード」で解決できます!

ナンバーレスでセキュリティも強化

今回発行する「共有リアルカード」では、店舗やチーム単位でカードを共有利用できる仕様となるため、従業員一人一人の現金立替や経費精算、担当者の現金管理業務をなくすことができる。

カードとして個人ではなく店舗やチームに紐づいたものとなることから、スタッフの移動や退職が発生しても、カードはそのまま継続利用できるというメリットもある。

よって再発行依頼から新たなカードが届くまでのタイムラグもなく、決済機能が停止する期間もなくせる。

さらにカード券面にカード番号が印字されない「ナンバーレス」仕様が選択可能となっており、第三者に番号を盗み見られる心配がない。万が一の盗難・紛失時にも、カード情報が漏洩するリスクを最小限に抑え、従業員に安心してカードを配布できるようになる。ホワイトとブラックの2色展開で、カラーによる使い分けもしやすい。

「freeeカードUnlimited」は、多拠点ビジネスを展開する法人にとって利便性の高いサービス。年会費や発行手数料、外貨決済手数料無料ですぐに使える法人カードという特色があり、freee会計と最短当日に明細連携されるため、月締めにも使える。

freeeでは今回の「共有リアルカード」の提供を通じ、これまで以上にスモールビジネスの現場における生産性向上とバックオフィスの業務効率化に貢献していきたいとした。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

フリー株式会社 プレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001918.000006428.html

生産性DX編集部

生産性DX編集部は、生産性向上に向けたDX活用の知見を、わかりやすく発信しています。経営や組織、働き方、テクノロジーまで幅広く取り上げ、生産性向上に取り組むすべての人に、中立的な視点で考えるきっかけや実践のヒントをお届けします。

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