社員の人生を豊かにする「1ヶ月バケーション休暇」制度
スポーツバイク事業やバケーションレンタル・ツアー事業を運営し、兵庫県芦屋市に本社を構える株式会社BAインターナショナルは、2021年に導入した1ヶ月間の給与付き「バケーション休暇」制度によって、社員の満足度向上と企業成長の両立を実現したその取り組みの成果を10月15日に紹介した。
通常の有給休暇とは別に自由な長期休暇を取得できるこの制度によって、導入から4年で退職率は大幅に減少し、年商10億円を突破、売上は毎年130%の成長など、注目すべき成果を上げている。
制度誕生の背景には、同社の代表取締役である西氏の二つの原体験がある。一つはイタリア訪問時に出会った「1ヶ月の長期休暇が人生を豊かにする」というヨーロッパの文化。
もう一つは、70歳で亡くなった西氏の父親の人生を振り返り、「若いうちにこそ自由な時間が必要だ」と痛感したことだ。これらの経験から、「心身が元気な時期にこそ、長期休暇を取れる仕組みを」との想いで制度が生まれた。

長期休暇が生む好循環、定着率向上と業績拡大
導入後、社員たちはロードバイクで日本縦断に挑戦したり、家族との時間を満喫したりするなど、人生を彩る体験を重ねている。結果として、社員の定着率が向上し、チームの結束力も強まった。
さらに、リフレッシュした社員が高いモチベーションで業務に取り組むことで、会社全体の業績も毎年130%の成長を記録。社内では、休暇中に他店舗の社員がサポートに入ることで新たな交流が生まれ、組織のつながりも強化されたという。
西氏は次のように述べている。
「社員が心から豊かな時間を過ごすことが、結果として会社の成長につながる。僕たちは“仕事のために生きる”のではなく、“人生を楽しむために働く”会社でありたい。」(プレスリリースより引用)
今後も同社は、スポーツバイク文化の発展を軸に、社員と顧客の双方が豊かに生きる社会の実現を目指し、業界の新しいモデルケースとしての挑戦を続けていくとしている。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
株式会社BAインターナショナル プレスリリース(@Press)
https://www.atpress.ne.jp/news/550593
      