業務効率化とヒューマンエラーの防止に寄与
スターティアホールディングス株式会社は10月28日、連結子会社であるスターティアレイズ株式会社の提供するデータ連携ツール「JENKA」において、株式会社インフォディオのAI-OCR「スマートOCR」との連携を開始したことを発表した。
この連携により、紙やPDF等のアナログ情報を自動でデジタル化し、他システムとのデータ連携までをノーコードでシームレスに実現可能となった。
これまでOCRによる文字認識後、人手で行っていたデータ入力や転記等の作業を自動化できるため、大幅な負担軽減による業務効率化とヒューマンエラーの削減が叶う。

紙運用が残る現場でもDXを無理なく推進
さまざまなシーンでの業務自動化を図れるが、たとえば請求書や申込書、注文書といった帳票類を「スマートOCR」で読み取り、そのデータを「JENKA」によってクラウドサービスへと自動登録するといったことが可能になる。特別なプログラミング知識を必要とすることもなく導入でき、バックオフィス業務の省力化を現場主導で進められるという。
取引先からメールやオンラインストレージ経由で受け取った請求書や注文書も「JENKA」が自動で検知、「スマートOCR」で読み取りを実行し、発行日や金額、取引先名など必要情報を抽出してデータ化する。データは「JENKA」を通して各種クラウドサービスに自動連携され、手作業による入力や確認作業を大幅にカット、営業・購買部門で発生する見積や受発注、請求対応などの処理スピードと精度を高めることができる。
紙媒体やPDF形式の通帳データも「スマートOCR」で読み取らせ、入出金明細や残高情報を自動データ化すると、「JENKA」がクラウドサービスやスプレッドシートの台帳へ連携、入金消込や資金繰り管理にかかる負担を軽減するといった活用も想定された。この場合、手作業での転記や金額確認ミスが防がれ、経理業務のスピードアップと正確性向上が叶う。
また、FAXで送付や受信がなされるアンケート用紙を「スマートOCR」で読み取り、回答内容をデータ化、「JENKA」がすぐに自動でExcelへと転記したり、オンラインストレージへ保存したりすることもできる。紙媒体のアンケートという手間のかかる作業を即座にデジタル化、集計や共有をスムーズにできる点がメリットだ。顧客満足度調査や店舗アンケート、イベント後のフィードバックなどに広く活用でき、紙運用が残る現場でも業務効率化を進めやすくなる。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
スターティアホールディングス株式会社 プレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000355.000016877.html
