ロゼッタの「広報AI」、エネルギー業界のリリース作成に対応

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手間なく効率的に広報力をアップ

株式会社メタリアルのグループ会社である株式会社ロゼッタ(以下、ロゼッタ)は7月28日、メディアに掲載されやすいプレスリリースの生成や採点を行う同社の「広報AI」が、環境・エネルギー業界のリリース作成に対応したことを発表した。

理念や社会的意義がとくに重要視されるこれら領域において、専門性の高い内容についても、分かりやすい言葉選びや共感を生む構成により、効果的に伝えられるコンテンツの生成を助ける。

ロゼッタの「広報AI」、エネルギー業界のリリース作成に対応

「広報AI」は、広報担当者がメディアに掲載されやすいプレスリリースやニュースリリースをより効率的に作成できるよう支援する、生成AIを用いた広報特化型のAIツール。

簡単な概要メモやPDF、PowerPointファイルなど資料をアップロードするだけで、訴求力の高いプレスリリースのタイトルや本文を自動生成する機能のほか、作成されたリリース資料について、6つの判定ロジックによりAIがスコア化し、ブラッシュアップ提案を行う仕組みもある。

これらの機能により、忙しい広報担当者や、効果的なメディア露出を目指す企業を助ける強力なツールとして働き、限られた時間の中でも質の高い広報活動を可能にする。

AIが広報部の第三の社員に | ロゼッタの「広報AI」

抽象的になりがちといった特有の課題もクリア

社会的に広く脱炭素や再生可能エネルギー、ESG経営などのテーマが注目される中、環境・エネルギー業界の広報では、企業としての社会的責任とその実践を正確に、また分かりやすいかたちで伝える高い広報力が求められる。

しかし、この領域では理念などの表現が抽象的になりがちで、具体的な成果や意義が伝わりにくかったり、再生エネルギー設備などについて専門用語が多く、文章が読みづらくなったりする傾向が強いなど、特有の課題も指摘されてきた。

「広報AI」は、こうした課題に対し、抽象的な理念を個人の行動や社会的関心と結びつけて再構成、生活者や投資家といった届けたい相手が「自分ごと」として捉えやすいストーリー型のプレスリリースを提案する。

専門用語についても、伝わりやすいやさしい言葉に言い換え、読みやすく、報道にも取り上げられやすい文章を自動生成、ESGやSDGsと関連づけた表現なども盛り込み、魅力ある発信を叶えていくという。

プロジェクトの概要書や発表スライドなどのPDF資料をもとに、事業部側で初稿を自動生成するといったことも可能で、広報と事業部間での調整に要していた時間を削減、生産性向上やよりスピーディでタイムリーな発信体制を構築可能とする。

メタリアル・グループ及びロゼッタでは、今後も高い技術力を活かし、業界特化型AIの開発を推進、幅広い分野への展開を目指していくとした。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

株式会社メタリアル プレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000219.000085762.html

生産性DX編集部

生産性DX編集部は、生産性向上に向けたDX活用の知見を、わかりやすく発信しています。経営や組織、働き方、テクノロジーまで幅広く取り上げ、生産性向上に取り組むすべての人に、中立的な視点で考えるきっかけや実践のヒントをお届けします。

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