出社機会が学生の志望度に影響
会員数260万人の20代専門転職サイト「Re就活」を運営する株式会社学情は、「2027年卒学生の就職意識調査」を実施。2025年8月19日、「出社とリモートの勤務形態」について調査結果を発表した。
調査は2025年6月30日から7月13日にかけて、スカウト型就職サイト「Re就活キャンパス」を利用した2027年卒業予定の大学生と大学院生を対象に実施、289人から回答を得ている。
出社の機会がある企業について、志望度が上がるかどうかの質問で最も多い回答が「どちらかと言えば志望度が上がる(41.5%)」となった。「志望度が上がる(13.1%)」を合わせると過半数(54.6%)の学生が(どちらかと言えばを含めて)志望度が上がると回答している。出社の機会は社内の状況把握や人との関わり、キャリア形成に重要という意見が寄せられた。

リモート勤務の希望日数、週2日が最多
出社とリモートを組み合わせた勤務形態の企業について、志望度が上がるかどうかの質問では、最も多い回答が「志望度が上がる(55.4%)」と半数を超え、次に多い回答の「どちらかと言えば志望度が上がる(35.6%)」を合わせると9割以上となった。
ハイブリッド勤務は仕事とプライベートの両立、直接対話ができることや通勤負担の軽減、働き方の自由度が高いといった意見が示されている。
週5日勤務の場合、リモート勤務の希望する日数を尋ねると、最も多い回答は「2日(45.7%)」、次に「1日(24.9%)」、「3日(23.5%)」などと続く。半数に近い学生が週2日を希望し、出社とリモート半々くらいの勤務が働きやすいという意見があった。

一方で、リモート勤務の日数が多い「4日(2.4%)」や「5日(3.5%)」は希望する学生が少なく、リモート勤務の日数が多すぎると仕事への集中力が低下するとの声も聞かれた。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
株式会社学情のプレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001429.000013485.html
人事の図書館(学情)新着レポート
https://service.gakujo.ne.jp/jinji-library/report/250819/