生成AI活用の第一歩を支援!Copilot実務テク動画を公開

AI・テクノロジー・DX

海外との差が見える日本の生成AI利用状況

マイクロソフト活用組織に特化した実務DXデジタル人材育成サービス「ユースフルビジネス」を提供するユースフル株式会社は、同社のYouTubeチャンネル「ユースフル/実務変革のプロ」において、動画『【Copilot活用】明日から仕事が爆速に!知らなきゃ損する実務テク“3選”』を公開している。

同動画は、生成AIの使い道がイメージしづらいと感じているビジネス層に向けて、Microsoft Copilotの実務活用法を解説したものである。

総務省の「令和7年版情報通信白書」によると、日本における個人生成AIサービス利用経験の割合は、前年度調査の9.1%より拡大しているものの「26.7%」にとどまった。一方で中国では前年度56.3%から「81.2%」に、米国は前年度46.3%から「68.8%」に上昇しており、日本よりもはるかに生成AIの利用が進んでいる。

日本での利用が進まない背景に、「生活や業務に必要ない」「使い方がわからない」といった心理的なハードルや活用方法のイメージが湧きにくい点が理由として挙げられている。日本社会においても多くの企業で生成AIの導入が進む中、生成AIのリテラシー向上を支援する目的で同社は動画を制作した。

生成AIサービス利用経験者の割合

Copilotの3つの活用事例

同動画では、生成AI初心者でもすぐに使えて、業務効率化に直結するCopilotの3つの活用事例を解説。特別な技術や複雑な操作は不要で、実務に即活用できる。

1つ目の事例は、ホワイトボードや手書きのメモをスマホで撮影し、Copilotに貼り付けると文字起こしができる「手書きメモの文字起こし」。アナログな入力作業を省けるため、業務時間を大幅に短縮できる。

乱雑な手書きメモ Copilot文字起こし結果

2つ目の事例は「会議準備やタスク整理」。Copilotに会議の情報を入力することで、アジェンダやタイムテーブル、タスクリストが自動生成され、会議に必要な準備を効率的に支援する。

3つ目の事例は「Excelデータの分割」である。手入力によって分割していたExcelデータを、Copilotに添付して指示を与えるだけで分割が完了し、作業負担の軽減につながる。

同動画は、気軽にCopilotを試し、生成AI活用の第一歩を踏み出すきっかけとなることを目的に設計されている。同社は今後も、実務に直結するDXスキルの動画コンテンツをYouTube通じて順次公開していく予定である。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

ユースフル株式会社 プレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000021.000152797.html

YouTube「ユースフル(実務変革のプロ)」
https://www.youtube.com/watch?v=jcftk9oE4NQ

生産性DX編集部

生産性DX編集部は、生産性向上に向けたDX活用の知見を、わかりやすく発信しています。経営や組織、働き方、テクノロジーまで幅広く取り上げ、生産性向上に取り組むすべての人に、中立的な視点で考えるきっかけや実践のヒントをお届けします。

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