エンタープライズAIプラットフォーム選定実態調査!既存クラウド環境との親和性が鍵

AI・テクノロジー・DX

トップシェアはAzure OpenAI Service

Ragate株式会社は2026年1月19日、「エンタープライズAIプラットフォーム選定実態調査」の結果を公開した。同調査は2025年12月に実施され、日本国内のビジネスパーソン505名(情報システム部門・DX推進室所属者)から回答を得た。

同調査で、約18.8%の企業がエンタープライズAIプラットフォームを利用していることが判明。主要プラットフォーム利用率で1位となったのは7.5%のAzure OpenAI Service(主なクラウド基盤:Microsoft Azure)だ。

2位は6.7%のAmazon Bedrock(主なクラウド基盤:Amazon Web Services)、3位が4.6%のGoogle Vertex AI(主なクラウド基盤:Google Cloud)という結果だった。

消費者向けサービスの利用率と比較すると、1位のChatGPTが46.3%、2位のGeminiが30.9%と、利用率には大きな差がある。

しかし、本格的なAI基盤構築を希望する企業、セキュリティ要件の厳しい企業などはエンタープライズプラットフォームを選択しており、同社は、企業の生成AI活用は消費者向けサービスからエンタープライズプラットフォームへ移行していくと予測している。

エンタープライズAI基盤の選択が競争力を左右する時代

懸念点は「情報漏洩・セキュリティリスク」

エンタープライズAIプラットフォームのトップシェアを占めるAzure OpenAI Serviceの強みは、Microsoft環境との統合だ。また、Azure利用実績がある企業は追加契約なしで利用できる点も魅力の一つ。

エンタープライズAIプラットフォーム利用実績調査

マルチモデル戦略とAWSエコシステムとの統合という強みを持つ Amazon Bedrockは、マルチモデル戦略の本命としてAWSユーザーを中心に浸透。Vertex AIはGoogle連携が可能で、Google Workspaceユーザーから支持を得ている。

既存クラウド環境との親和性がエンタープライズAIプラットフォーム選定の最重要基準となっていることがわかった。一方で、エンタープライズAIプラットフォーム導入の課題として、42.2%が「情報漏洩・セキュリティリスク」と回答した。

(画像はRagate株式会社 エンジニアブログより)

▼外部リンク

Ragate株式会社
https://www.ragate.co.jp/

生産性DX編集部

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