セルフ式ガソリンスタンドのAI活用に向けた意識調査
株式会社ELEMENTSは2026年3月19日、「AI活用によるセルフ式ガソリンスタンドのDXに対する受容性調査」の結果を公開した。人手不足などが原因で、全国のガソリンスタンド数は減少し続けている。
2026年2月27日、総務省消防庁は、一定の安全対策を満たす場合に限り、セルフ式ガソリンスタンドにおいてAIを活用した自動的な給油許可を認める政省令改正を発表している。
一般利用者向け調査とガソリンスタンド従業員(元従業員を含む)向け調査の2種類(調査タイトル:セルフ式ガソリンスタンドのAI活用に向けた意識調査)からなる同調査は、2025年10月に実施された。
一般利用者向け調査では、セルフ式ガソリンスタンドを利用したことがある(同乗経験を含む)全国の20~60歳の男女が回答した。回答者数は497名。
セルフ式ガソリンスタンドでは、従業員が安全確認をして許可ボタンを押さなければ、利用者がノズルを給油口に差し込みトリガーを引いても給油できないシステムになっている。「従業員が安全確認後、給油を許可する仕組み」について知っていたかを聞くと、53.1%が知らないと答えた。
AIがカメラやセンサーで安全確認を補助する「AI自動給油許可監視システム」について期待することを質問すると、1位が58.0%の「地域のガソリンスタンドの維持」、2位が56.5%の「営業時間が制限されずに利用できる」、3位が51.3%の「事故の防止」という結果だった。

AI活用による業務負担軽減と事故防止効果に期待
ガソリンスタンド従業員(元従業員を含む)向け調査は、元従業員を含む全国のガソリンスタンド従業員252名(うちセルフ式ガソリンスタンド勤務経験者99名)を対象に実施された。
勤務中に人手が足りないと感じた頻度を聞くと、57.5%が「ほぼ毎日」「週に数回」と答えた。給油時の事故・ヒヤリ・ハット経験頻度は、セルフ式経験者が32.3%、全体で27.0%が「よくある(半年に複数回)」と回答。「時々ある(半年~1年に数回)」では、セルフ式経験者が48.5%、全体で40.5%。
AIがカメラやセンサーを使って、従業員の安全確認を補助する仕組みがあれば、現場で活用できると思うかを尋ねたところ、全体の79.8%が「現場で活用できると思う」と答えた。
また、「AI自動給油許可監視システム」の導入について、全体の83.4%が業務負担の軽減と安全性の向上が期待できる、83.4%が安全性の向上が期待できると回答している。AIの活用が業務負担軽減と事故防止などにつながると期待されていることがわかった。
(画像は株式会社ELEMENTSホームページより)
▼外部リンク
株式会社ELEMENTSのプレスリリース
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000106.000061051.html
