カオナビにAIによる分析最適データの選定機能が誕生

AI・テクノロジー・DX

「セレクトビュー」で分析テーマに応じた最適データを素早く抽出、迅速な意思決定を支援

株式会社カオナビ(以下、カオナビ)は19日、同社の提供する、組織強化のためのタレントマネジメントシステム「カオナビ」において、人材データベースの情報を目的に合ったかたちで抽出・一覧表示できる「セレクトビュー」に、AIが分析テーマに最適なデータ項目を自動選定、提示する新機能を搭載したことを発表した。同日より利用可能となっている。

企業内でのDXが進展してきた今、データ量が飛躍的に増大し、適切なデータ分析へのニーズが高まっている。しかし、膨大なデータベースから求めるインサイトを得るために必要な情報を見極めることは容易ではなく、収集データが多くありながら、それらが活用されることなく放置されているケースが少なくない。

カオナビではこうした背景を受け、AIが分析の土台を整え、スタートラインをより早く整備できるようにする今回の機能開発を行うこととした。

まず初期リリースでは、人的資本経営における最重要テーマのひとつといえる、「ハイパフォーマーの抽出」や、公平な組織運営に欠かせない「ダイバーシティ分析」といった分析テーマでのデータ活用をAIで支援する。対象テーマはニーズの高い人事課題を見極めつつ、今後順次追加していく予定という。

カオナビのセレクトビューでAIが分析テーマごとに最適な項目を自動選定する機能の紹介画像

AIによるデータ集計や自然言語検索など、さらなる機能拡張も

ユーザーは作成したい分析テーマを選定しさえすれば、AIが人材データベースから見るべき最適項目を自動選定してくれる。後はAIからの提案を確認するだけでよく、項目選定での迷いなどもなしに、素早く分析の土台を作成可能だ。

一覧作成後は、分析精度を高める上で補完すべきデータ項目の提案や具体的な分析手法、分析データの活用方法といった分析支援も「AIアドバイス」として提示されるので、そちらもあわせて確認するとよい。

ハイパフォーマー分析では、評価や性格診断、スキルなどの領域から多角的項目をAIが自動選定する。そこに各社が固有の指標を追加することで、分析の土台が完成していく流れになる。さらにAIのおすすめ提案を活かし、複合的アプローチをとっていけば、顕在化しているハイパフォーマーだけでなく、従来の指標では見落とされがちだった潜在層の発掘も可能となる。

「セレクトビュー」機能では、「カオナビ」内の各シートに点在する多様な情報のうち、必要項目だけをピックアップして一覧表示させられる。自由な組み合わせで独自のビューをすぐに作成でき、シートをまたいだ確認や比較が容易になる。

特定条件に基づく対象者の絞り込みも可能なほか、作成ビューをメンバー間で共有することもできるため、組織の迅速な意思決定が後押しされる。

カオナビでは今後、AIによるデータ集計や自然言語による検索にも対応させていく方針で、分析の迅速化と高度化を進めていく方針としている。

AIによるデータの自動集計では、組織全体の傾向を瞬時に可視化できるようにするという。また自然言語検索では、ロールモデル社員に近い属性を持つ人材を一発抽出、キャリア形成の具体的ヒントを提示するなどし、サポートを行っていくとした。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

株式会社カオナビ プレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000336.000030113.html

生産性DX編集部

生産性DX編集部は、生産性向上に向けたDX活用の知見を、わかりやすく発信しています。経営や組織、働き方、テクノロジーまで幅広く取り上げ、生産性向上に取り組むすべての人に、中立的な視点で考えるきっかけや実践のヒントをお届けします。

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