外国人採用、定着、人材育成に革新もたらす「アップカルサーベイ」提供開始

AI・テクノロジー・DX

外国人就労者と企業のエンゲージメントを可視化

株式会社アップカルは2025年9月8日、次世代組織診断サービス「アップカルサーベイ」の提供開始を発表した。同サービスにより、雇用競争力の確保、定着率の改善、育成品質の飛躍的向上、高スペック人材の採用・定着が実現する。

外国人就労者と企業のエンゲージメントを可視化する「アップカルサーベイ」の目的は、翻訳ではなく“合意形成の場”をつくること。

人的資本経営/情報開示の観点から、これからは“可視化と改善”の推進がより一層求められる。言語・文化の前提条件が異なる外国人材は、その条件を設定に組み込んだ仕組みが“日本人以上”に必要だ。

ストレス語は母語原文に潜む。可視化により、人間関係や業務理解のボトルネックの早期特定が可能。母語の“生の表現”に敬意を払いつつ、日本語で合意形成できる場を創出することで定着支援を具体化し、離職を抑制し、生産性を向上させる。

外国人採用、定着、人材育成に革新もたらす「アップカルサーベイ」提供開始

迅速な面談、配置、育成の意思決定を実現

同社は、多言語日報アプリ「KABETORI」と、サーベイの定量データを組み合わせた。「KABETORI」からの、母語原文/直訳/丁寧日本語という三層データと、サーベイの定量データをAIで統合解析。

多言語日報アプリ「KABETORI」

文脈付きで“言い回し・ためらい・頻出ワード”の変化を把握し、ダッシュボードで「どこを/誰が/いつ/どう直すか」を明確化。その結果、根拠を伴った迅速な面談、配置、育成の意思決定が可能となった。

従業員サーベイ(多言語対応)機能では、組織/配属/業務別に優先課題を抽出。AI解析ダッシュボードは、感情トレンド、テーマ分類、離職兆候の検知と示唆を提示する機能を有する。業務プロセス棚卸機能は、コミュニケーション課題と業務フローの齟齬とを紐付け、改善。

日本語併記UIで記録と学習を促進、現場の分断も防ぐ。週次/月次レビューは標準運用、オンボーディング~戦力化までAIが継続支援する。

現場実装型ソリューションを探している企業、人事部門・現場双方で従来のやり方に限界を感じていて、中期的に効果がある仕組みを求めている企業などは、短い期間でも同サービスの効果を実感しやすいという。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

株式会社アップカル
https://www.atpress.ne.jp/news/542915

生産性DX編集部

生産性DX編集部は、生産性向上に向けたDX活用の知見を、わかりやすく発信しています。経営や組織、働き方、テクノロジーまで幅広く取り上げ、生産性向上に取り組むすべての人に、中立的な視点で考えるきっかけや実践のヒントをお届けします。

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