企業資料を自動動画化!動画生成AI「NoLang」で総務部の負担軽減

AI・テクノロジー・DX

社内コミュニケーションDXを加速

株式会社Mavericksは2025年12月1日、同社が提供するリアルタイム動画生成AI「NoLang」について、人事・総務部門における社内コミュニケーションDXを加速させるソリューションを強化して提供することを明らかにした。

社内知見を動画化することによって、「読まれない」「伝わらない」といったテキスト情報の課題を解決し、組織全体のエンゲージメントを最大化する。

「NoLang」は、テキスト、PDF・PPTX資料、WebサイトのURL、画像、音声・動画ファイルなどを入力すれば、最短数秒で動画を生成するAIサービスだ。リリースは2024年7月。60社以上の法人に導入されており、登録ユーザー数は15万人を超える。

Mavericks

数秒のショート動画から数十分の長尺動画まで対応

社内で使用された会議の議事録や報告書などのPDF資料・PPTX資料をアップロードするだけで、動画が完成する。ドキュメントの内容をプロンプトに入れる方法でも動画生成は可能。

数秒のショート動画から数十分の長尺動画まで対応。あらゆる社内文書をAIが解析・要約し、構成台本を作成。社員を模したAIアバターや、自社のマスコットキャラクターが解説する動画として自動生成される。

実際に、「NoLang」を利用して、毎週実施される定例会議や経営会議の内容を、決定事項や重要トピックのみを抽出した「ダイジェスト動画」にし、1時間の会議を「3分の動画」でキャッチアップ可能とした事例がある。

そのほか、社内報を動画にすることで「重要メッセージの開封率が低い」というメールが持つ課題を解決した。

さらに、「NoLang」の活用によって、総務部門の負担軽減を実現。「年末調整の書き方」「新システムの操作手順」などはテキストを配布しても読まれないことが多く、同じような質問が殺到するケースが多々ある。

トピックごとに1分程度の短い動画をポータルに掲載すれば、入力方法を視覚的にガイドする解説動画により、社員は問題を自己解決できる。総務担当者の問い合わせ対応工数の大幅削減に繋がるだけでなく、書類の不備や申請ミスへの対策としても有効だ。

同社は、今後、社内ポータルサイトとのAPI連携機能を強化し、セキュリティ要件の高い企業向けの機能も拡充していく方針だ。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

株式会社Mavericks
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000048.000129953.html

生産性DX編集部

生産性DX編集部は、生産性向上に向けたDX活用の知見を、わかりやすく発信しています。経営や組織、働き方、テクノロジーまで幅広く取り上げ、生産性向上に取り組むすべての人に、中立的な視点で考えるきっかけや実践のヒントをお届けします。

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