ジャパネット札幌オフィス、「オフィス環境賞」優秀賞を受賞

総務・バックオフィス業務改善

“コールセンターらしくない”空間づくりが高評価

株式会社ジャパネットコミュニケーションズ(株式会社ジャパネットホールディングスのグループ会社)は11月14日、「コンタクトセンター・アワード2025」にて「オフィス環境賞」部門の上位5作品のみが選ばれる優秀賞を受賞したことを発表した。

受賞拠点は北海道にある同社の札幌オフィスで、2023年の同アワードに続き、今回で4冠目となる。

審査では、「コールセンターらしくないコールセンター」という独自のコンセプトが高く評価された。特に、札幌という人材需要の高い地域において、オリジナリティある空間設計が人材獲得に貢献している点が注目された。

コンタクトセンター・アワード2025

多様な働き方を支える札幌オフィスの工夫

札幌オフィスでは、従業員の多様なニーズに応える工夫が随所に施されている。

子育て世代を支援するために設置された託児所は、明るい保育環境と休憩室から子どもの様子を確認できる設計が特徴。また、寒冷地仕様として「ロングシューズボックス」も導入されている。

さらに、温泉宿をイメージした「シエスタルーム」では、畳風の床に靴を脱いでくつろげる空間が広がり、リクライニングチェアや「濡れない足湯」まで完備。従業員からは「まさか足湯ができるとは」と驚きの声も上がっている。

新たにグループ会社となった「ゆこゆこ」との融合を体現する空間づくりも特徴的だ。執務室には回遊性のあるレイアウトを採用し、自然な交流や議論が生まれる設計に。エントランスや執務室には、札幌の地と両社の融合を表現した大型アートが設置され、組織の一体感を醸成している。

また、BCP対策として北海道・本州・九州の3エリア体制を構築し、災害時にも安定した電話応対を可能にしている。商品を実際に手に取れる「実機コーナー」も設けられ、応対力の向上にもつながっている。

同社は、全国9拠点に約2,151名のコミュニケーターを擁する日本最大級のコールセンター。年間約886万件の問い合わせに対応し、応答率は全国平均を上回る約96%を誇る。今後も、働きやすさと応対品質の両立を目指し、さらなる進化を続けていく。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

株式会社ジャパネットホールディングス ニュースリリース
https://corporate.japanet.co.jp/newsrelease/20251114_2/

生産性DX編集部

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