インボイスが若手に欲しいスキルや知識などを調査
株式会社インボイス(以下、インボイス)は2026年2月6日、調査レポートを発表した。企業に所属する経理業務担当者に対し、若手に身につけてほしいスキルや知識、育成の難しさなどに関する調査を実施。
その結果を「441人の経理担当者にアンケート調査 バックオフィスの管理者が若手社員に学んでほしいと思っている事」としてまとめ、自社オウンドメディアの「請求ABC」から公開した。
それによると、若手にもっと身につけてほしいと感じるスキルや知識は何かという問いでは、「Excel操作」が38.2%で最も多く、次いで「自社サービス・ビジネスモデルの理解」の36.1%、3位は「業務の背景を理解する姿勢」の34.8%だった。
以下、4位に「自社の会計ルール」の34.2%、5位「業界特有の会計知識」の33.6%、6位が「簿記知識(2級レベル)」の28.5%、7位に「会計システムの操作」の25.8%、8位「監査対応・証憑管理の基本」の23.3%となった。
「Excel」スキルがトップとなり、「簿記知識」などの実務に必要な会計知識以上に、日常業務の効率化に直結する基礎技術が強く求められている。「自社サービス・ビジネスモデルの理解」や「業務の背景を理解する姿勢」といった、本質的な部分を捉える力も求める向きが強い。

OJTの属人化が課題
「簿記知識」を求めるとした人に、どのレベルまでの知識を求めているか尋ねた結果では、「日商簿記2級レベル(決算処理・工業簿記)」が53.2%で圧倒的に多く、次いで「日商簿記1級レベル(本格的な会計処理)」の24.5%、3位が「日商簿記3級レベル(取引の理解・仕訳)」の16.0%だった。
「級にはこだわらないが理解は深めてほしい」という声も5.3%にみられている。
続いて、若手育成で難しいと感じていることについて尋ねたところ、トップは「OJTが属人的になっている」の31.9%だった。実地研修における指導品質が担当者に依存し、標準化が進まないことに悩んでいる企業が多い。
2位は「自発的に学んでもらえない」の30.9%、3位が「他の業務が優先されて育成が後回し」が29.3%、4位は「教える時間が確保できない」の25.8%だった。他の業務負担が大きく、時間不足・リソース不足に陥っているケースも多いようだ。
5位には「本人のスキルレベルに差がある」の23.2%、6位「学んでも定着しない」の22.5%などとなっている。
(画像はプレスリリースより)
(調査出典:請求ABC)
▼外部リンク
株式会社インボイス プレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000180.000113945.html
