若林正清氏(67 歳)が新会長に就任
2025年6月30日、全国社会保険労務士会連合会は、6月29日に実施された会長選挙において選出された若林正清氏(67 歳)が、パレスホテル東京で開催された令和7年度通常総会で新会長に就任したと発表した。
若林正清氏は、三重県社会保険労務士会推薦を受け全国社会保険労務士会連合会の新会長に就任した。三重県社会保険労務士会では、平成9年5月~平成13年5月に理事、平成13年5月~平成24年3月に副会長、平成24年3月~令和5年5月に会長を歴任。令和5年5月~現在まで名誉会長を務めている。
全国社会保険労務士会連合会への入会は、昭和58年12月。平成24年6月~平成25年6月に理事、平成25年6月~平成27年6月に常任理事、平成27年6月~令和7年6月に副会長、令和7年6月~会長を務めていた。

全国46,000人の社労士が活躍する未来を共に創造
就任挨拶では、「変革の時代を乗り越え、未来を共に創造する~全国46,000人の会員が自信と誇りを持って活躍する社労士の未来~」という内容の所信を表明した。
ポイントは三点で、1つ目は「劇的な環境変化に対応し、新たな価値を創造する」こと。生成AIの進化により、あらゆる仕事の進め方や社会の価値など、事業環境が大きく変化した。そういった状況においても社労士の社会的価値を提供するべく、「社会経済を担う大型資格」という評価を得ることを目指す。外部有識者を含めた研究チームの組成も計画している。
2つ目は、行政や経済団体、マスコミ等との関係や社会課題に対する情報発信を強化することにより社労士のプレゼンスを高めることと、企業の「人」に関する専門家として、我が国の経済発展と国民生活の向上など、社会貢献を拡大することだ。
3つ目は「全国すべての会員の活躍を促進する」こと。全国レベルで労働法、人事労務の研修を行い、研修を共有化する。全国すべての会員が社労士としての誇りを持って活躍できるよう、各地域の特性を踏まえ、都道府県会との対話を通じて施策を推進していく。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
全国社会保険労務士会連合会
https://www.shakaihokenroumushi.jp/