若手社員意識、業務効率重視なら出社が4分の3

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出社回帰が進む今、若手社員の理想のオフィス像を調査

株式会社イデックスビジネスサービスは2026年2月24日、20~35歳でオフィス出社を行っている会社員を対象としたオフィス環境に関する調査を実施し、その結果をとりまとめて公表した。

調査は2026年1月19日~1月21日の期間、PRIZMAによるインターネット調査として実施、1,014人から有効回答を得ている。

まず、業務効率を最優先するとしたら、出社とリモートワークのどちらの勤務形態を選ぶか尋ねたところ、「出社」派が75.3%で約4分の3を占め、「リモートワーク」派は24.7%だった。

自宅では整えにくい作業環境や対面ならではのスピード感を重視している可能性があると分析され、オフィスは効率良く業務を進められる場所として認識されていることが明らかになった。

業務内容や目的別に、効率が向上すると思う勤務形態を出社とリモートワークのいずれかで選んでもらうと、「チームメンバーとのブレインストーミングや雑談」では、「出社」が75.5%で大半を占め、また「決裁・報告などのコミュニケーション」でも「出社」が79.1%を占めた。

一方「集中した個人作業」になると「出社」は48.8%にまで低下し、「リモートワーク」の51.2%が上回る。「資料の作成・編集」は拮抗し、「出社」が53.9%、「リモートワーク」が46.1%となった。また「社内・社外とのWeb会議」では、「出社」が56.7%、「リモートワーク」が43.3%になっている。

全体にコミュニケーションを深く必要とする業務では、出社志向が強い。

業務効率を最優先するとしたら『出社』と『リモートワーク』のどちらの勤務形態を選ぶか

オフィスの課題トップは「作業環境」

続いて、現在のオフィス環境に対し、どの程度満足しているかを尋ねた。すると「とても満足している」は16.4%、「ある程度満足している」が55.9%で最も多く、「あまり満足していない」は21.8%、「全く満足していない」は5.9%にとどまった。

理想がすべて叶っている環境とはいえないまでも、一定程度満足感を覚えている人が多いようだ。

業務効率を高めるためには、具体的にどのような設備の環境が必要か、改善したいと思う点を複数回答可で選んでもらった。こちらでは「作業環境(デスク・椅子など)」が39.9%とトップになっている。

次いで「会議室・共有スペース」の26.6%、3位が「ランチスペース・休憩エリア」の24.3%、4位は「インターネット環境・通信設備」の23.8%、5位が「空調・照明」の21.0%だった。

以下「オフィスレイアウト・動線」の19.9%、「騒音・話し声」の18.8%と続く。

長時間にわたって用いるデスクや椅子の改善要望が強く、これらが業務パフォーマンスに直結する要素となる可能性が示唆された。会議室や休憩エリアも多く挙げられており、作業そのものを行う場所だけでなく、一息つける場や議論の場の質も業務効率を左右する要因になっているとみられる。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

株式会社イデックスビジネスサービス プレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000010.000065633.html

生産性DX編集部

生産性DX編集部は、生産性向上に向けたDX活用の知見を、わかりやすく発信しています。経営や組織、働き方、テクノロジーまで幅広く取り上げ、生産性向上に取り組むすべての人に、中立的な視点で考えるきっかけや実践のヒントをお届けします。

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