Excel中心の運用が続く現場の姿
Excel中心の業務運用がDXにどのような影響を与えているのかを明らかにするため、ノーコードツール「@pocket」を提供する株式会社アイアットOECが、企業のDX推進担当者(20代~50代の男女)372名を対象に、「企業のExcel依存がDXに与える影響に関する調査」を実施した。
AI活用が広がり、データ基盤の整備が求められる中でも、現場ではExcelが主要な業務ツールとして使われ続けている実態が明らかになった。
調査では、88.7%が「自社でExcelを業務に利用している」と回答。「多くの業務で使いながら他システムも併用(39.0%)」、「ほぼ全ての業務で利用(32.5%)」が上位を占め、Excelが長年の慣習として根付いていることがうかがえる。
利用されている業務は幅広く、「資料作成(59.1%)」、「進捗・スケジュール管理(50.0%)」、「売上や経費などの集計・分析(48.8%)」が上位を占めた。多くの企業で、日常的な業務の多くがExcelに依存している構図が浮かび上がった。

手作業の増加やデータ分断がDXを阻害、移行が進まない背景も
Excel利用に伴う課題として最も多かったのは、「入力や集計に時間や手間がかかる(44.6%)」で、次いで「ファイルが乱立しデータの一貫性がない(43.6%)」が続いた。マクロや関数の管理負担(40.3%)も多く、属人化やメンテナンスの難しさが現場の悩みとなっている。
また、ExcelがDX推進に与える影響としては、「手作業によるデータ加工などの工数増加(41.2%)」や「セキュリティやガバナンス面の懸念(31.2%)」が挙げられた。データが分散しやすいExcelでは、全社的なデータ統合が進まず、AIツールなど他システムとのデータ連携を阻害しているという声も多い。

DXの取り組み状況については、「一部の部門で推進(36.7%)」と「全社的に推進(30.0%)」が合わせて66.7%となり、多くの企業がDXに向けて動いているものの、Excel依存がそのスピードを鈍らせている可能性がある。
さらに、Excelから移行できない理由としては、「従業員がExcelに慣れている(41.5%)」が最も多く、「代替システムの選定やデータ移行に時間がかかる(32.1%)」、「Excelで業務要件を満たせている(31.8%)」が続いた。慣れと移行コストの高さが、脱Excelの大きな壁になっている。
こうした課題に対し、同社が提供する「@pocket」は、Excelからのインポート機能やテンプレートを活用して短時間で業務アプリを作成でき、手作業の削減やデータの一元管理を通じてExcel中心の業務からの移行を後押しする。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
株式会社アイアットOEC プレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000031.000085668.html
