Leach、AI搭載テーブル型業務自動化プラットフォームの「Saturn」をリリース

AI・テクノロジー・DX

エンジニア不要で導入できる業務自動化基盤

株式会社Leach(以下、Leach)は2026年4月24日、AI搭載テーブル型業務自動化プラットフォームの「Saturn」を正式リリースした。

「Excelを、再発明する。」をコンセプトに開発されたプラットフォームで、見慣れたスプレッドシートの画面において列を左から並べさえすれば業務フローを完成させられるほか、AIが受注データの取得から請求書の作成まで全自動で処理してくれる。

ユーザーはテンプレートを選択するだけですぐに利用を開始でき、エンジニアによる開発やシステム設定は一切不要。社内のIT部門に依頼したり、外部ベンダーに開発を発注したりする必要がない。経理担当者が自ら設定し、自身で運用していける。

現在、多くの企業がCORECで受注してfreeeで請求書を作成するといったフローにおいて、手作業でのコピー&ペーストによる転記を続けている。作業にして1件当たり3分、100件で5時間といった手間が平均的に生じており、月末にこうした作業で追われている経理担当者が少なくないという。

国内中小企業ではとくにERPの導入率が低く、業務システム間のデータ連携が手作業頼みになっている。iPaaS(Integration Platform as a Service)やRPAの導入には、どうしても一定以上のIT知識やシナリオ設定のスキルが要求されるため、IT人材の限られる中小企業では手が出せない。

Leachでは、こうした実態を受け「Saturn」の開発に着手した。

「Saturn」正式リリース

連携の広さとノーコードの魅力

「Saturn」では、CORECの受注データを取得してfreeeの請求書データを自動生成できる。ユーザーは実行ボタンを押すだけでよく、100件の請求書も数分で作成が完了するという。品名や数量、単価、税率、取引先情報などはすべて自動転記され、転記ミスの発生を抑制できるとしている。

freeeに登録済みの取引先については、AIが自動照合。表記ゆれや略称も正確に紐付け、初回実行時にAIが学習したマッチングルールを自動保存、2回目以降ではさらに高精度な照合を叶えていく。

CORECからfreeeの連携など18種類のテンプレートから選択するだけで使い始められ、テンプレートは経理業務、営業業務、採用業務、問い合わせ対応、マーケティングの5カテゴリにわたる。幅広い活用が可能でDXを推進できる。

異なるシステム間の項目名違いもAIが自動解釈。受注日とオーダー日付、品番と製品コードといった差異も自動で紐付けられる。複雑なマッピング設定やAPIの知識は不要で、ノーコードマッピングによる活用を進められるという。

AIの処理内容はセルごとに表示されるため、出力確認や修正も容易。ブラックボックス化させることなく、人間が確認できる設計となっている。

EDINET、gBizINFOといった公的データベースから、約600万社分の企業情報を標準搭載。企業名を入力すれば、代表者名や所在地、業種、売上規模といった詳細情報も自動取得できる。

ChatGPTやClaudeのような汎用AIは幅広い用途に対応できる一方で、業務データの一括処理や蓄積、外部サービスとの連携などは得意としていない。「Saturn」はその領域を補完し、実務に使えるかたちへと拡張していく。

「Starter」プラン、「Pro」プランから選択して利用でき、初期費用は無料、14日間の完全無料トライアルも提供される。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

株式会社Leach プレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000018.000153035.html

生産性DX編集部

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