人気企業は任天堂が首位 “有名企業志向”と“成長志向”が共存
ITエンジニア志望者向けサービスを展開するpaiza株式会社は、「paiza(パイザ)」登録者のITエンジニア志望学生を対象に行ったアンケート調査(有効回答数:2027年卒143人、2028年卒126人)の結果を公表した。
調査では、28卒学生のインターンシップ人気企業ランキングや、26~28卒のインターン参加傾向、就活の初動行動などが明らかになった。
28卒ITエンジニア志望学生が「夏インターンに参加したい企業」ランキングでは、任天堂が1位となり、富士通、LINEヤフー、ソニー、NTTデータなど国内外の大手IT・テクノロジー企業が上位を占めた。
選択理由として最も多かったのは「有名・人気な企業だから」(58.8%)で、依然として企業ブランドが学生の志望形成に強い影響を与えている。
一方で、「自分の技術力・スキル向上に役立ちそうだから」(44.1%)も高い割合を示し、学生が“ネームバリュー”と“実利的な成長”の双方を重視していることが浮き彫りとなった。
paizaは、こうした傾向について「単なる憧れではなく、確かな技術を吸収したいという意欲が強まっている」と分析している。

インターンは“質重視”へ 就活の初動も「まずインターン」が最多
インターン形式の希望では、27卒と比較して大きな変化はなく、実践重視の「短・中期型インターン」が70.5%、タイパ重視の「1dayインターン・オープンカンパニー」が46.3%と、インターン形式の傾向は安定しており、活用方法が年次を超えて定着してきたといえる。
また、27卒と26卒を比較した夏インターンの参加社数では、「6社以上」の多量参加層が減少し、「2~3社」のボリュームゾーンは維持された。インターンが実質的な選考ルートとして定着する中で、学生が参加社数よりも1社ごとの体験内容を重視している可能性がある。
さらに、28卒学生が就職活動で最初に行おうとしている行動では、「企業の説明会・インターンへの参加」(38.8%)が最多となり、自己分析や適性検査対策を上回った。

生成AIの普及で情報収集のコストが下がったことも背景にあり、「まず現場を見てから判断する」という“実践先行型”の姿勢へのシフトがうかがえる。
今回の調査から、28卒学生はタイムパフォーマンスと確実な成長を重視し、「現場直結・実務体験・集中型」のインターンを求めていることが明確になった。paizaは、早期から動き出す学生の選別眼に応える質の高いインターン設計が重要になるとみている。
同社は「異能をのばせ。」をコンセプトに、IT人材の成長と企業の採用活動を支援するプラットフォームの提供を今後も進めていくとしている。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
paiza株式会社 プレスリリース
https://www.paiza.co.jp/news/20260326/260326_internship_ranking_student28/
