選考の見極めが最大の課題に、内定辞退や母集団形成も悩みに
新卒採用の実態を探るため、総合人材会社の株式会社プレイス&アビリティと株式会社NEXERは、新卒採用の担当経験を持つ全国の男女50名を対象に、課題や悩みを調査した。
新卒採用の難易度が高まるなか、企業の採用担当者がどのような課題に直面しているのかが明らかになった。
まず、新卒採用で最も苦労した点について尋ねたところ、50.0%が「選考の見極め」と回答。「面接だけでは分かりにくい」「マニュアル的な回答が多く差が見えない」といった声が寄せられ、担当者の悩みが浮き彫りとなった。
続いて多かったのは「内定辞退(12.0%)」、「母集団形成(10.0%)」。特に内定辞退については「初出勤前日の辞退が続いた」「時間もコストもかけたのに断られると精神的に堪える」など、採用活動の不確実性に苦しむ声が目立った。
一方、目標採用人数の達成経験については76.0%が「ある」と回答。しかし未達の理由としては「売り手市場」「給与面の弱さ」「企業認知度の不足」など、外部環境と自社の魅力発信力の双方に課題があることが示された。

44.0%が「自社だけでは解決が難しい課題がある」と回答、外部サポートへのニーズも示唆
採用活動で「自社だけでは解決が難しい課題があるか」という質問には、44.0%が「ある」と回答。その内容としては「業界の人気不足」「資金力」「キャリアが少ない」など、企業努力だけでは改善が難しい構造的な問題が挙げられた。
また、近年複雑化するコンプライアンス対応について「グレーラインの質問が増え、すべてを把握しきれない」「国や業界団体の指導が必要」といった声も寄せられた。さらに「採用コストと事業生産性のバランスが難しい」といった意見もあり、採用投資と本業の両立に課題を抱える企業も見られた。
負担に感じた業務では「応募者対応」が28.0%で最多。メール対応や問い合わせ処理、日程調整など、量と細やかさの両方が求められる業務が担当者の負荷を高めている。

今回の調査からは、採用担当者が抱える課題が多岐にわたり、企業単独での解決が難しくなっている現状が見て取れる。特に選考の見極めやコンプライアンス対応などは専門性が求められる領域であり、外部サービスや専門家の活用ニーズが高まる可能性もありそうだ。
引用元:株式会社NEXERと総合人材会社の株式会社プレイス&アビリティによる調査
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
株式会社プレイス&アビリティ
https://www.place-ability.jp/
株式会社NEXER プレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000002646.000044800.html
